『チャットボットの教科書』は、「チャットボットとは何か」という話から、ビジネスで使えるチャットボットの開発方法までを解説した本です。
Botpressという無料で使えるオープンソースソフトウェアを利用して、ローコードで本格的なチャットボットを開発できる方法を紹介しています。「チャットボット型アプリの企画や開発」にご興味をお持ちなら、ビジネスで利用したい方にも、ソフトウェアエンジニアの方にもおすすめします。
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どんな本?
チャットボット、使ったことありますか?
よく、Webサイトの右下に出てきて自動で質問に答えてくれるものです。あるいは、LINEで宅配便の配送日時変更を受け付けてくれるものです。OKグーグルや、アレクサも仲間です。チャットボットは、「便利なUI」として年々盛り上がりを見せてきました。宅配便の日時変更とか便利ですよね。
そして、コロナイヤーではさらに「サービス提供の非対面化」とか「ヒト依存の仕事の削減」
という目的で、企業による本格的な活用が増えました。ワクチンの予約といった行政に関する手続きも、LINEから出来るようにするという話をよく聞きますね。
これは、LINEのように「チャット」ができるツールが普及したおかげというのが大きいです。そういう意味では、「チャットボット=ITサービスをチャットから使えるようにしたもの」という見方もできます。なるほど、そうするとあなたはこう思うかもしれません。
- 「ウチの会社の、あのサービス・あのシステム」も、チャットボット化して便利にしたい。
- 「お客様の、あのサービス・あのシステム」の、チャットボット化を提案したい。
- 「わたしの、あの企画・構想」を、チャットボットとして実現したい。
はい、ぜひ作ってみてください!既存のITシステムとチャットを繋げるだけなら、発注や開発も、それほど難しくないかもしれません。あるいは趣味で作るなら、自分にとって便利なように自由に作ればいいでしょう。
しかし、「チャットから使えるようにしてみた」段階を越えて、「本格的に導入して効果を出す」ことを考えると、実はちょっと難しくなります。例えば、こんな問いにぶつかります。
- どこまでがチャットで出来るの?
- Webサイトやスマホアプリとの棲み分けは?
- 何をどうやって発注すればいいんだ?
- 利用率が伸びない
- 直しても直してもKPIが改善されない
- チャットボットを入れたら問い合わせが減るどころか増えた
- チャットボットにする意味って何だったっけ?
そもそも何であれ、本当に効果があるもの作るのは簡単ではありません。例えば、Webサイトだってそうですね。でも、Webの方は先人の知恵もたくさんあるし、エキスパートの方もたくさんいます。一方、チャットボットは、まだそこまで土壌がないので、実戦向けな情報は多くありませんし、エキスパートがいるところも限られています。
だから、何か本格的にやろうとすると専業ベンダーに相談することになりがちです。それはそれで、専業ベンダーが必要なケースは多いでしょう。でも、誰かに頼む前にまず自分で、自社で、小さく色々試せたらいいですよね。分からないことは調べて知識をつけて、自己解決できたらいいですよね?
書籍『チャットボットの教科書』は、そんな方のために書きました。
『チャットボットの教科書』は、チャットボットの意義や仕組みと、その作り方について書かれた本です。
主にビジネスにおけるチャットボット活用をテーマとして、既存のシステムを「チャットボット化」する際に必要な情報を提供します。そして、実際に自分のPCでチャットボット開発を試せるソフトウェアと手順を紹介します。
本書の読者として、具体的には以下のような方を想定しています。
- チャットボット型アプリを作れるようになることで、開発スキルの幅を広げることに関心のあるソフトウェアエンジニア
- チャットボット型アプリを作れるようになることで、Javascriptを学びたいプログラミング初心者
また、以下のような方にも役立てていただくことを想定しています。
- 自社サイトへのチャットボットの導入によって、顧客対応の満足度、CVR、リテンション改善に関心のあるWebマスター
- 自社サービスのチャットボット化によって、利用率アップや新規層開拓に関心のあるプロダクトマネージャ
読者には、こんなメリットがあることを意図しています。
- チャットボットがわかる
- チャットボット開発を企画提案できるようになる
- 小さなチャットボットなら、自分で作れるようになる
- 大きなチャットボットなら、何を依頼すればいいかイメージできるようになる
プログラムが書けなくても、半分以上の内容は読めるように書いてます。ただし、Webの仕組みに関する知識は多少必要とします。そして、「手っ取り早く作りたい」という人よりは「じっくり仕組みや考え方を理解をしたい」人向けに説明しています。機材は、WindowsPCやMacが1台あればOKです。
なお、本書でのチャットボットの開発には、無料でも使えるオープンソースソフトウェアである「Botpress」を採用しています。Botpressは、チャットボットの開発や本番運用に利用できるオールインワンのパッケージソフトウェアです。本書は、Botpressを利用したチャットボット開発を包括的に解説する初の書籍でもあります。
ご自身のスキルアップや、自社やお客様への提案に、活用いただけると幸いです。
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