Botpressの最近のリリースにおける主な変更点を紹介します。
v12.19.0
feat(core): messaging api
メッセージを送信したり履歴を取得するための新しいAPIがSDKに実装されました。(これはまだ実験的であり本番利用はできません)このAPIを利用すると、イベントシステムの詳細に触れることなく、簡単なコードで処理を記述できます。今後、このAPIを利用して、全てのチャネルモジュールの書き直しが行われるようで、本格的に利用ができるのはその後になると思われます。
例として、下記のようなコードでメッセージ送信ができるようになります。
const conversation = await bp.conversations.forBot(botId).recent(userId)
const payload = { type: 'text', text: 'こんにちは!' }
const message = await bp.messages.forBot(botId).send(conversation.id, payload)
v12.20.0
feat(channel-web): support native web speech api
Webchatで音声入力を有効化できるようになりました。音声入力を有効化すると、テキスト入力欄の右端にマイクのアイコンが表示され、クリックすると音声によってテキスト入力を行えます。これはブラウザのWeb Speech API機能を利用するもので、ChromeであればGoogle Cloudのサーバーが利用されます。試してみたところ、日本語でも問題なく入力ができました。
Botpressについては、書籍『チャットボットの教科書』で詳しく解説しています。
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